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海岸近くの砂地によく見られるオトギリソウ科の常緑高木で、高さ7〜12mくらいになります。沖縄の方言ではヤラボ、ヤラブ、あるいはヤラブギと言います。
葉は楕円形で堅く、テリハボク(照葉木)という名からもわかるように、表面がつやつやしています。
5〜7月、白い香りのよい花を咲かせ、10〜12月、直径3〜4cmの丸い実を付けます。
風雨に強く丈夫なので、海からの風や砂、潮などを防ぐために、屋敷の周囲などに植えられます。また、街路樹としても、よく見かけます。
幹や根は、家具材の他、琉球漆器の素地や三線の胴材にも使われます。 |