▲ハスノハギリの実
■ハスノハギリ
海岸近くの砂地に生える常緑高木で、高いものは20mにもなります。沖縄の方言では、トゥヌチ、トカナッジャ、ツゥカナヅーなどと言います。
マレー半島から台湾、琉球列島にかけて分布し、沖永良部島が北限となっています。
テリハボクと同様、防風、防潮、防砂に役立ちます。種子の油は有毒です。
黒く熟した実は、膨らんだ薄い緑色の総包(そうほう)に包まれ、ちょうちんのような、風鈴のようなかたちをしています。