オトギリソウ科の常緑高木。防風・防潮・防火林として、屋敷の生垣や街路樹などによく使われています。沖縄の方言では、フクジィ、プクキ、フクンキなどと言います。
高さは15mほどで、上へ上へと枝を伸ばし、厚みのある対生の葉をびっしりつけます。5〜6月に、直径1cmにも満たない薄緑のまるい花をつけます。8〜9月に黄色い丸みのある実をつけます。
樹皮は、煎じると黄色い染料になります。
本部町の備瀬や久米島の真謝のフクギ並木は、景観の美しさで有名です。
帽子
フクギのぞうり