■風弾(ふうたん)
凧の仕掛けのひとつ。ハーベールー(ちょうちょ)の形をしているので、ハーベールーフータンとも言います。
すでにあがっている凧のあげ糸に、フータンをからませると、風力でするするとあがっていきます。糸目糸の前にしかけたストップ・プレートに当たると、そのはずみで両羽根を張っていた仕掛けがはずれ、羽を閉じて、手元に戻ってきます。色紙などをしかけ袋に入れて、フータンに取り付けておけば、空中で紙吹雪を降らせることもできます。
八重山ではシャクシメーと呼ばれています。