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■沖縄本島の凧

photo   ●マッタクー

 沖縄本島の代表的な凧。沖縄の凧は骨組みの美しさが基本で、絵柄には、それほどこったものはありません。代表的な柄に、琉球かすりの模様をあしらった、敷瓦(シチガーラー、格子柄)があります。写真は、創作柄です。

photo   ●カーブヤー

 沖縄の凧の中では珍しく、曲線の骨を使った凧です。素朴で、簡単なので、小さな子ども向きです。昔ながらの凧つくりでは、骨に糊で紙をはりますが、ビニールやセロテープを利用しても、軽くていいものが出来ます。
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●カーブヤーの作り方
【1】中骨の上方約5分の1のところに、横骨の中心を結びつけます。
【2】横骨の両はしから10センチのところに糸を結び、弓のように張ります。
紙の上に骨をのせ、セロテープで紙と骨を止めます。両はしから5センチほどのところに切り込みを入れ、タケを包むようにセロテープで止めます。
【3】150〜160センチの糸目糸用のタコ糸を準備します。縦横の骨の交点(A)と、縦骨の下から13〜15センチの点(B)に、それぞれ糸目糸を結びます。(A)に結んだ糸目糸を、縦骨に対して垂直になるように引っ張り、(B)に結んだ糸のはしがピーンと張ったときの糸目糸の頂点を糸目の中心として、3〜4センチの輪を作って結びます。
しっぽはチラシなどを幅4センチほどに切り、何枚も繋ぎあわせて4〜6メートルにし、タコの下にセロテープで固定します。

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