今帰仁城(なきじんじょう)は、14〜16世紀ごろ、北山王(ほくざんおう)が住んでいたお城のあとです。まわりをがけにかこまれ、高さ100メートルの位置にあります。
城は、がんじょうな石垣にかこまれ、敵が攻めにくいようにつくられていました。
最後の城主・攀安知(はんあんち)が、中山軍(ちゅうざんぐん)にほろぼされてからは、王府から派けんされた北山監守(ほくざんかんしゅ)の住まいとなり、1665年に最後の監守が首里(しゅり)に引き上げてからは、おいのりをしたり、祭りをおこなったりする場所として、大切にされてきました。
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