沖縄島中部の探鳥地は、比屋根干潟や比謝川、大山田のイモ畑などが探鳥地です。干潟には、秋期から冬期にかけてはチドリ類やシギ類などが飛来(ひらい)します。また、大型のサギ類なども姿をみせ、ここでエサを探します。河川では、留鳥(りゅうちょう)のカワセミ、バン、リュウキュウヨシゴイ、シロハラクイナなどが生息し、ときにはクロサギが入り込んできてエサを探します。石川少年自然の家周辺の森林地域ではシジュウカラなどの森林性の鳥が見られ、秋期にはアカハラダカやサシバなども飛来し、冬期には越冬(えっとう)するシロハラやササゴイなどの鳥も見られます。
公園として整備されている場所も多くあり、北部のヤンバルにくらべて気軽に野鳥を観察することができます。 |