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 高等弁務官のあらまし
 高等弁務官たち



初代高等弁務官 ジェームス・E・ムーア陸軍中将
USCARと住民側との土地問題による対立がさらに激化し、自治法改正による那覇市長追放で、強硬な施政を執る。

第二代高等弁務官 ドナルド・P・ブース中将
民意を尊重する姿勢を示し、前政策から軟化した。土地問題、通貨の切替え、主席選挙法の改正など、数多くの問題改善にある。

第三代高等弁務官 ポール・W・キャラウェイ中将
「キャラウェイ旋風」と呼ばれ、強硬な施政と個性で政界、金融界に幾度となく介入し、波乱を招くが評価も高かった。離日政策に終始し、峻厳な施策を執る。

第四代高等弁務官 アルバート・ワトソン二世中将
日本復帰に向けて日本政府との接触が緊密化するなか、住民を尊重する柔軟な姿勢で前任者の諸問題の執務にあたり、多くの布告、布令の改廃や主席公選問題を施行する。

第五代高等弁務官 フェルディナンド・T・アンガー中将
日本本土と沖縄の一体化路線が明確になる。日本政府からの対沖縄経済援助を増加させる橋渡を行った。琉球政府行政主席の公選制度、任命権を移譲、住民の自治権拡大を行う。

第六代高等弁務官 ジェームス・B・ランパート中将
多くの事件事故が発生し、住民の反発が強まる。弁務官は復帰を前提とした対応策として米国軍関係者が沖縄の日本復帰を円滑に受け入れられるよう、取組みを行った。