【行政主席たち】
■初代行政主席 比嘉秀平
1950年1月に発足した『臨時琉球諮詢委員会』の委員長をつとめていた。1951年、米国民政府は暫定的に臨時中央政府を設置し、親米派の彼を任命した。
■第2代行政主席 當間重剛
島ぐるみ闘争の渦中で比嘉主席が急逝し、変わりに親米的な當間那覇市長が主席に任命された。
■第3代行政主席 大田政作
1959年10月に保守勢力が再合流、沖縄自由民主党を結成して院内第一党となり、総裁の大田政作氏が行政主席に任命された。
■第4代行政主席 松岡政保
1966年3月、高等弁務官による任命制から立法院での間接選挙になり、行政主席に当選。「最後の任命主席でありたい」という就任の言葉は、センセーションを巻き起こした。
■第5代行政主席 屋良朝苗
1968年、復帰に先がけて実施された沖縄初の主席選挙で、革新共闘の屋良朝苗氏が当選した。就任に際して屋良主席は「子や孫に自信を持って引き継ぐ事の出来る社会を」と述べた。
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