ニワトリの若鳥ぐらいの大きさで、今のところ沖縄島以外では見つかっていません。よく目立つ特徴は、太くて赤いくちばしとあし、胸にある白と黒のしま模様、そして赤い眼につづく白い線です。翼が小さいので、飛ぶことはへたです。昼間は地上をあるきまわり、落ち葉や土の中にいる昆虫やカタツムリ、ミミズなどをとって食べます。夜になると、樹の上にあがって寝ています。
繁殖期は4月〜8月です。ススキやシダなどのやぶの中に、落ち葉をしいただけの簡単な巣をつくります。卵からかえったひなは、すぐに親の後を追って歩きます。5月頃からは、ひなを連れたヤンバルクイナを見ることができます。 |