指定年月日
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昭和31年 7月19日
所 在 地
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地域を定めず指定する
学 名
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Cicona cicona
生息地域
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沖縄島(那覇、名護、大宜味)、与那国島
そ の 他
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昭和28年3月31日、国指定天然記念物
赤ちゃんを運んでくる鳥として有名です。100年くらい前までは、日本全国で見られましたが、狩猟がさかんになるにつれ数が減ってしまいました。1961年を最後に、日本からは絶滅したといわれています。
現在では、中国や朝鮮ですんでいるものが、ときどき飛んでくるだけです。繁殖期は3月から5月で、マツなどの高い木の枝に巣をつくります。カエルやドジョウなどを主食にし、トカゲやネズミ、ヘビ、昆虫などを食べます。
写真提供:嵩原 建二 テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より