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田名のクバ山 田名のクバ山
指定年月日
昭和33年 1月17日
所 在 地
伊平屋村字田名
 伊平屋島のいちばん北にある田名岬の山は、海岸近くから頂上までビロウの木でおおわれています。ビロウのことを沖縄の方言では「クバ」といいます。そのため、島の人々は田名岬の山をクバ山と呼んでいます。ビロウは宮崎県から台湾、中国南部まで自生するヤシの仲間で、沖縄の島々でも普通に見ることができます。昔から神様のおとずれる木として大事にされ、御嶽などによく植えられたようです。海岸近くの風の強いきびしい環境に生える植物です。この場所も、遠くから見るとビロウだけのようですが、その他タブノキ、トベラ、ホルトノキなどもあり、小さな島に発達する植物の様子を示す一例として貴重なものです。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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