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本部町大石原のアンモナイト化石 本部町大石原のアンモナイト化石
指定年月日
昭和49年 12月26日
所 在 地
本部町字山川
 アンモナイトは、古生代から中生代(今からおよそ5億年から6500万年前)の海に生きていた動物です。現在も生きているオウムガイに近い仲間で、イカやタコの先祖にあたる動物です。多くの種類がいたといわれていますが、現在はすべて絶滅してしまいました。
 大きさは1cmくらいのものから2m以上になるものまでいました。本部半島は、沖縄島でいちばん古い地層のある場所で、あちこちでアンモナイトの化石が見つかります。指定地域のアンモナイトは、直径が1cmから6cmでおよそ2億年前のものといわれ、琉球列島の地史を知るためにも重要なものです。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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