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カンムリワシ カンムリワシ
指定年月日
昭和52年 3月15日
所 在 地
地域を定めず指定する
学   名
Spilornis cheela
生息地域
石垣島、西表島、与那国島、台湾、中国、ボルネオ、スマトラ、インド、ヒマラヤ
そ の 他
昭和47年5月15日、国指定天然記念物
 県内で繁殖しているワシタカ類のうち最大の種類で、全長は55cmにもなります。成鳥の体の色は、全体的に茶かっ色で白い小さな斑点がまばらにありますが、幼鳥では全体的に白色をしています。頭に冠のような長い羽毛があることから、カンムリワシとなづけられました。山すその森や川沿いの森にすみ、ネズミや小鳥、ヘビ、トカゲ、カエル、カニなどを食べます。カンムリワシは日本では八重山諸島だけにすんでいて、ここが分布の北限になります。また八重山諸島のカンムリワシは、他の地域のものと少し違っているともいわれています。

写真提供:嵩原 建二   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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