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宮良川のヒルギ林 宮良川のヒルギ林
指定年月日
昭和47年 5月15日
所 在 地
石垣市字宮良
そ の 他
昭和34年12月16日、琉球政府指定天然記念物
 石垣島でいちばん大きな川である宮良川の河口には、石垣島でいちばんの広がりをもったマングローブ林があります。マングローブ林は、熱帯から亜熱帯の海岸や河口にできる植物の集りで、沖縄ではヒルギの仲間やクマツヅラ、ハマザクロの仲間などの植物が集ってできます。その中でもヒルギの仲間が多いことから、マングローブ林をヒルギ林とも呼んでいます。ここのヒルギ林では、河口や流れに近いところではヤエヤマヒルギが生え、流れのゆるやかな安定した場所ではオヒルギが生えています。そしてヒルギ林の周辺では、ハマナツメやアダン、イボタクサギなどが見られます。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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