data
米原のヤエヤマヤシ群落 米原のヤエヤマヤシ群落
指定年月日
昭和47年 5月15日
所 在 地
石垣市字米原・字桴海大田
学   名
Satakentia liukiuensis
そ の 他
昭和34年12月16日、「米原のノヤシ」として琉球政府指定天然記念物
 ヤエヤマヤシは、石垣島と西表島だけに生える一属一種の貴重なヤシです。大きなものだと幹の太さがおよそ30cm、高さは25mにもなります。八重山地域でのヤエヤマヤシの自生地は、ウブンドルの林や星立御嶽などがよく知られていますが、米原集落の後側、桴海オモト岳のふもと一面に広がるヤエヤマヤシ林は、広がりの面からも数の面からも、石垣島いちばんの大きさです。この林には、ヤエヤマヤシ以外にもコニシイヌビワ、ショウベンノキ、リュウキュウガキ、ハマイヌビワなどの植物が生え、ヤエヤマヤシとともに亜熱帯独特の林を形作っています。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
戻る 沖縄天然記念物マップ 次へ