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名護のひんぷんガジュマル 名護のひんぷんガジュマル
指定年月日
平成9年 9月2日
所 在 地
名護市大兼久
学   名
Ficus microcarpa
そ の 他
昭和31年10月19日「ひんぷんがじまる」として琉球政府指定天然記念物。 1972年の日本復帰に伴い沖縄県指定天然記念物となる。
 名護の街の入口の、道路の中央に生えている大きなガジュマルの木です。樹齢はおよそ250年と推定され、木の高さは約17mで胸高直径は約3mもあります。木の根元に、地元で「ヒンプンシー」と呼んでいる石碑があることから、「ひんぷんがじまる」の名がついたといわれています。ガジュマルは、熱帯から琉球列島に広く分布する木で、北限地は種子島といわれています。沖縄では低地林で普通に見られますが、これほど大きな木が街の中に生えているのは、とても珍しいものです。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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