知花花織イメージ画像
知花花織イメージ画像
知花花織
>> 紀行文へ

 花織とは、刺繍(ししゅう)のような織り柄とかすったような柄を組み合わせた紋織り物(もんおりもの)です。経糸(たていと)が浮いて柄をだすのが知花花織の大きな特徴です。
 本来の素材は綿糸が主ですが、芭蕉、絹、羊毛なども取り入れ、デザインも自由で生き生きとしたものです。織り始めから織り終わりまで同じ模様の連続ではなく、奔放で天真爛漫な愛らしさが感じられる織物です。
 明治の末期ごろに伝承がとだえたため、読谷花織の一種とされていましたが、地道な調査・研究の結果、現在の知花花織が復活しました。

関連ページ琉球藍

知花花織の主要製造地の地図 知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真 左の画像をクリックすると別ウインドウで表示します
知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真 知花花織の紹介写真
知花花織の工程 工程写真2
工程写真1

整経(せいけい)

経糸(たていと)を織機にかける前に行う作業です。織る布の長さや幅、配色に合わせて糸を巻取っていきます。

綜絖通し(そうこうとおし)

巻取った糸を順序よく格子状になっている綜絖(そうこう)に一本づつ経糸(たていと)を通していきます。