綿糸をフクギや紅露(クール)、琉球藍で染めた細帯です。名前の由来は、綿(ミン)の幅の狭い(サー)帯だと言われています。 婚約成立のあかしとして、手織りの帯びを女性が男性に贈るものとされ、5つの絣と4つの絣模様が交差するのは「いつの世までも 変わらない愛を誓った物」を意味しているといわれます。
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藍染め(あいぞめ)
糸を水に浸し、脱水をしてから藍染め液に浸けます。もみこむように動かし、十分に濃い色になるまで何回も繰り返します。
手締め(てじめ)
織りは手締め(てじめ)といって緯糸(よこいと)を通して手の力で引くようにして織ります。