それを聞いたむかしの人は、りゅうは海の神様と信じていたので、そのりゅうが海であばれると、海があれて船が航海できなくなると思っていたんだ。

だから、遠くの国へいくための船には、帆柱にムカデの形をした旗を立て、船の先には、ニワトリの形をつけるようになったんだって。