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大宜味御嶽のビロウ群落 大宜味御嶽のビロウ群落
指定年月日
昭和49年 2月22日
所 在 地
大宜味村字大宜味
学   名
Livistona chinensis
 大宜味小学校の北側を流れる大兼久川沿いにある大宜味御嶽の周辺には、ビロウを中心とした林が発達しています。ここのビロウ林は、沖縄島でいちばん大きなもので、沖縄島の海岸斜面に発達するビロウ林の代表的なものです。ビロウは、海岸斜面等の潮風の強い場所に生える植物で、伊平屋島や南北大東島、与那国島などではよく発達したビロウ林を見ることができます。
 大宜味御嶽に生えるビロウの高さは、場所によって異なっています。風が強く乾燥した場所では3mほどですが、風の弱い湿った谷間の場所では13mにもなります。
写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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