data
コノハチョウ コノハチョウ
指定年月日
昭和44年 8月26日
所 在 地
地域を定めず指定する
学   名
Kallima inachus
生息地域
沖縄島、石垣島、西表島
 はねの裏の模様が、枯葉にそっくりなことでよく知られたチョウです。日本では沖縄島と石垣島、西表島だけにすんでいます。最近、与論島でも見つかっていますが、自然に分布を広げたのかはわかっていません。
 コノハチョウの幼虫は、オキナワスズムシソウやセイタカスズムシソウという植物を食べます。オキナワスズムシソウはイタジイ林の湿気の多いところに生えています。またセイタカスズムシソウは、古い石灰岩のある場所の森に生えています。これらの植物が限られた場所に生えているため、コノハチョウが見られるのも限られた場所だけになります。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
戻る 沖縄天然記念物マップ 次へ