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仲里村真謝のチュラフクギ 仲里村真謝のチュラフクギ
指定年月日
昭和45年 5月19日
所 在 地
仲里村字真謝
学   名
Garcinia subelliptica
 久米島仲里村真謝の、集落内をとおる県道沿いに生えているフクギの並木です。フクギは生長は遅いが、材質は硬くて丈夫です。そのため、防風や防火の目的で屋敷の周りに好んで植えられてきました。このフクギ並木も、もともとは大きな屋敷林で、隣り合った他の屋敷林とともに美しい景観をつくっていたものです。「チュラフクギ」は「美しいフクギ」という意味で、整えられた並木の美しさから名付けられたともいわれています。しかし昭和48年に行われた、県道を広げる工事のために大部分が切られ、現在はその一部分が保存されています。

写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
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