data
与那覇岳天然保護区域 与那覇岳天然保護区域
指定年月日
昭和47年 5月15日
所 在 地
国頭村字奥間・字比地
そ の 他
昭和31年10月19日、「国頭村与那覇岳九合目以上の植物群落」として琉球政府指定天然記念物
 与那覇岳周辺は、亜熱帯を代表するイタジイ(シイノキ)の森林です。谷間にはイタジイに混じって、ウラジロガシやイスノキなどの林も見られます。また雨の多い地域なので、いつも雲や霧につつまれています。そのため湿度が高く、コケやシダ、ランなどの、樹木にくっついて生活する植物も多いのです。与那覇岳の森からは、104科378種類の植物が知られています。
 与那覇岳の森は、ノグチゲラやヤンバルクイナなど、沖縄の主な動物たちのすみかです。ここにすむ動物は、陸上せきつい動物が37科74種類。昆虫類やクモ類、ムカデ類、ヤスデ類などを合わせると3000種を超えるといわれています。
写真提供:千木良 芳範   テキスト:沖縄県教育委員会(1993)「沖縄の文化財I-天然記念物編」より
  沖縄天然記念物マップ 次へ