このうたは、本土の「ずいずいずっころばし」のような「指遊び」のうたですが、「いっちくたっちっく」という出だしのわらべうたは、沖縄だけでなく、江戸時代に出来た童謡集の中にも「いっちくたっちく、たえむどんのおと姫が‥‥・」(近代文芸叢書)とあり、佐賀にも「いっちょこたっちょこ、たいもんさんの乙姫は」とか、鹿児島では「いっぽこたっぽこ」といったものが残っていますが、沖縄のものと歌詞や曲のつながりはないようです。また沖縄各地に同じようなうたが残っています。 |
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この「いっちくたっちく」は、今でも子供たちに人気がありますが、はっきりした意味はわかりません。 いちゃくかちゃく(竹富島の現代的なうた) いっちくたっちく(竹富島の古いもの) |