国際通りTextPhoto1Photo2

 国際通りは、那覇市の久茂地交差点と安里三差路をむすぶ、那覇市のシンボルストリート。通りの名称は、戦後、道沿いに設立された「アーニーパイル国際劇場」に由来する。約1.6キロの道路(県道39号線)は、戦後の那覇の復興を象徴する通りとして知られ、「奇跡の1マイル」とよばれた。

 国際通りの前身は、1933(昭和8)年に開通した新県道(牧志街道)で、泉崎の県庁前から湿地帯の牧志を通り、安里に抜けて首里へとつながっていた。沖縄戦が終結すると米軍の補給基地となり、しばらく一般住民の立ち入り禁止地区になっていたが、道路改修後には新しい商店街が形成されるまでに復興した。
 現在は商店・土産品店・デパートなどが並ぶ繁華街で、ショッピングや飲食を楽しむ観光客の姿が特に目に付く通りとなっている。
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