戦後女性舞踊家の時代
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創作舞踊

 祭祀舞踊の神女の時代から、冠船踊りを担った男性舞踊家の時代、芝居小屋で雑踊りを誕生させた男優の時代を経て、現代は再び女性舞踊家の時代になった。戦前のような芸能に対する偏見もなくなり、米軍占領下という状況は沖縄の伝統芸能を再認識し復活させる好機となる。新聞社主催の古典芸能コンクールや発表公演と民放テレビ局による創作芸術祭は、古典の保存継承をおし進めるとともに多くの創作舞踊を生み出すきっかけとなった。戦後の舞踊界をリードし作り上げた人々に玉城盛義(たまぐすくせいぎ)、真境名由康(まじきなゆうこう)、島袋光裕(しまぶくろこうゆう)、親泊興照(おやどまりこうしょう)、宮城能造(みやぎのうぞう)、比嘉正義(ひがせいぎ)らがいる。

玉城節子 大城政子
玉城節子
(たまぐすくせつこ)
大城政子
(おおしろまさこ)
佐藤太圭子 玉城秀子
佐藤太圭子
(さとうたかこ)
玉城秀子
(たまぐすくひでこ)

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写真:砂川敏彦