みんなは、沖縄がむかし琉球(りゅうきゅう)という国で、中国や東南アジアの国々と貿易(ぼうえき)をしていたことを知っているかな。

那覇市首里(しゅり)にある沖縄県立博物館に行くと、当時の琉球が中国との交易に使っていた進貢船(しんこうせん)という船の絵がかかっているのを見ることができるよ。

そして、その船にはニワトリの形をつけたり、ムカデ旗という、面白い形をした旗がかかっているんだ。

このお話は、そのニワトリの形とムカデ旗がどうしてできたかのお話だよ。