緑漆牡丹唐草石畳沈金膳
りょくしつぼたんからくさいしだだみちんきんぜん

■高さ4.1cm ■縦36cm ■横36.4cm

角切りの膳で底に低い足を付ける。総体緑漆塗り。沈金で、見込みの二重界線内に複弁の牡丹唐草を配し、その周りに斜め石畳文を巡らす。縁の内面は縦横線文を、外側は菊唐草文を巡ら す。緑漆沈金は15 〜16 世紀の琉球漆器の特徴のひとつ。緻密な線による表現には、中国の鎗金の影響が見られる。


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