国頭村与那(くにがみそんよな)にある与那川(よながわ)沿いの観察コースです。与那の集落(しゅうらく)から川沿いにある農道沿いに歩き上流に向かうと琉球大学の与那演習林管理施設(よなえんしゅうりんかんりしせつ)があります。ここから林道沿いに与那演習林までの森林地域や河川沿いなどを散策しながら観察します。
 与那川の河口付近ではカワセミが見られ、集落や農耕地ではリュウキュウツバメが飛び回ります。河川沿いの森林では留鳥(りゅうちょう)のアカヒゲ、カラスバト、リュウキュウサンショウクイ、ヤマガラなどが見られ、ときにはノグチゲラが姿をみせることもあります。夏季には夏鳥(なつどり)のアカショウビンやサンコウチョウが見られ、冬季にはシロハラ、ルリビタキ、キセキレイなどが渡ってきます。ときには、数少ない冬鳥(ふゆどり)のミソサザイが見られることもあります。
周年(特に秋季・冬季)
 バスを利用すると名護から辺土名線で40分くらい西海岸を北上し、辺土名で辺戸線に乗り換え、与那で下車します。ここから与那川沿いにすすみます。
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