|
於茂登岳(おもとだけ)に源を発する名蔵川河口に広がる干潟で、まわりはメヒルギやヤエヤマヒルギなどを中心とするマングローブ林に囲まれています。
ここには干潟や河川などの水辺環境を主なすみかとする留鳥(りゅうちょう)のバン、カワセミ、クロサギ、シロハラクイナ、ムラサキサギ、リュウキュウヨシゴイなどが見られます。また、周辺の森林ではキンバトやカンムリワシ、チュウダイズアカアオバトなども見られることがあります。
この場所は秋季から冬季の時期が観察によく、ここを越冬地や休息地とするダイサギ、アオサギ、コサギなどのサギ類や、ムナグロ、ダイゼン、メダイチドリ、コチドリなどのチドリ類、アオアシシギ、アカアシシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、イソシギ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギなどのシギ類などの他、ミサゴ、サシバ、チュウヒ、ユリカモメ、コガモ、ハシビロガモ、クロハラアジサシなどが数多く飛来しエサを探します。 |
|
周年(特に秋季・冬季) |
|
長靴・望遠鏡 |
|
市街地から車で10分くらいかかります。バスでは吉原線や川平線で15分くらいかかり、本名蔵で下車します。干潟までは歩いて約10分くらいかかります。 |
|
アンパルから海岸沿いの県道を北側に約1km走ると、シーラの水田地域があり、留鳥のバンやシロハラクイナ、ムラサキサギ、カンムリワシのほか冬鳥のダイサギ、コサギ、アオサギなどのサギ類が見られます。また、さらに北側の川平やヨーン、大嵩周辺の水田地域でもカンムリワシが木立ちでじっとエサをまちぶせていたり、コサギ、チュウサギなどの水辺の野鳥が生息します。 |