乱開発と地価の高騰
このころ乱開発と地価の高騰が進む。1990(平成2)年の県地価調査によると、県内の平均地価(1平方メートル当たり)は、住宅地が4万6,300円、商業地域が26万円、特に住宅地での変動率の上昇が著しく、恩納村は15.9%と急騰、地点では同村真栄田の22.5%がトップで、リゾート関連の開発が地価上昇に大きな影響を与えていることがはっきりした。写真はリゾートホテルが林立する恩納村の一角。沖縄タイムス社刊『写真記録 沖縄戦後史』より