プライス勧告に抗議する学生たち(1956)
1956(昭和31)年5月8日、プライス勧告(軍用地料の一括払いを促す内容)が出るや住民は反対運動に立ち上がった。7月28日の「四原則貫徹住民大会」には約15万人が参加、会場となった那覇高校グラウンドは人であふれた。大会には大学生らも参加、「プライス勧告断固粉砕」と気勢を上げた。土地闘争は1958年まで続くが、米軍側が折れ、住民の勝利に終わった。
沖縄タイムス社刊『写真記録 沖縄戦後史』より