公益質屋跡
1929(昭和4)年の世界恐慌期につくられた村営の質屋で、高利貸しの暴利に泣く貧民を救う福祉施設として機能した。沖縄戦でほとんどの建物が焼き払われた伊江島にあって、砲弾跡を生々しく残すこの建物は、当時の状況を今に伝える貴重な資料となっている。写真:(有)バグハウス