木綿浅地手縞袷衣裳
手縞(ティジマ)とは、格子柄に絣(かすり)をほどこしたもので、士族の衣装として首里で織られていた。格子には二本の糸を捩り合わせた杢糸(ムディ)が使われていて、紅白のものはお祝いに、紺白のものは法事や日常着に使われた。丈125.0cm 裄61.5cm。沖縄県立博物館蔵