朱漆巴紋牡丹沈金御供飯
細密な沈金(ちんきん)の技法で、全面に牡丹の図柄がほどこされている。御供飯(ウグファン)の用途は不明だが、祭祀用具と考えられていて、「御徳盆」ともいわれる。17世紀ごろの王府貝摺奉行所の製作と考えられている。高さ60cm、幅径48cm。1990(平成2)年、県指定有形文化財。沖縄県立博物館蔵