『中山世鑑(ちゅうざんせいかん)』
王命により羽地朝秀(はねじちょうしゅう)が、1650年に編集した琉球王府最初の正史で全5巻からなる。内容は舜天(しゅんてん)王統、英祖(えいそ)王統と察度(さっと)王統、尚巴志(しょうはし)王統、尚清王などについての記述であるが、尚真(しょうしん)王代の記録は除かれている。1956(昭和31)年、県指定有形文化財。沖縄県立博物館蔵