曲玉(まがたま)
ノロ(神女)が儀礼用の聖具として使用したもの。尚真(しょうしん)王の時代、16世紀はじめごろまでには、聞得大君(きこえおおぎみ)を頂点として、各間切(マギリ・現在の市町村に相当)にノロとよばれる司祭者を配置する神女組織が確立されたといわれる。沖縄県立博物館所蔵