新盛(しんもり)家住宅
西表島(いりおもてじま)祖納集落内にあるこの住宅は、沖縄県内に現存するもっとも古い木造茅葺き民家。建物は釘や金具を使用せず楔(くさび)で締めてあり、柱や梁(はり)にイヌマキ、内装にセンダンやツクギ、タルギにヒルギなど西表産の木材が用いられている。1994(平成6)年県指定有形文化財。写真:大城弘明