美崎御嶽(みさきオン)
尚真(しょうしん)王のころ、航海の安全を祈願するために美崎山に造られたといわれる御嶽(ウタキ・八重山ではオン)。1500年のオヤケアカハチの乱の際、首里王府から派遣された兵船が、無事に那覇に戻れるようにと神女の真乙姥(まいつば)が祈った場所であるといわれる。1956(昭和31)年県指定有形文化財・県指定史跡。写真:大城弘明