宮良殿内(みやらドゥンチ)
1819年、8代宮良親雲上当演が、八重山の頭職に任命され創建したもの。琉球王府時代の住宅建築は、階級による制度や規格があり、八重山の頭がこのような家屋敷を構えるのは違法であるとのことで、瓦葺き屋根を茅葺き屋根に改めさせられたが、廃藩置県(明治12年)後、現在の本瓦葺きになった。1972(昭和47)年国指定重要文化財。写真:(有)バグハウス