人頭税石(にんとうぜいせき)
平良(ひらら)港の近く、荷川取海岸の海岸沿いに立つ143cmほどの石柱。軽量器具のないころ、税を課すために成人男女の身長をはかる基石に用いられたといういい伝えがあるが、人頭税制ともあわせて詳しいことはよく分かっていないようである。苛酷な税が撤廃されたのは1903(明治36)年1月であった。写真:大城弘明