崇元寺(そうげんじ)
臨済宗の寺で歴代諸王の霊位を祀る琉球王朝時代の国廟。建立は1527年とされている。冊封使(さくほうし)来琉の時は、首里城での新王の冊封に先立ち、この寺で先王の霊位を祀ったといわれる。寺は沖縄戦で壊滅したため、現在はアーチ門のある石垣の前面部だけが残っている。1972(昭和47)年国指定重要文化財。写真:(有)バグハウス