読谷山花織イメージ画像
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読谷山花織
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 読谷山花織は、その起源は明らかではありませんが、柄模様が東南アジアなど南方的な影響がみられる紋織物です。首里王府の御用布という話も伝えられていますが、実態はよくわかっていません。明治中期から技術者がいなくなり、一時衰退しますが、読谷村の有志により1964年、約90年ぶりに復興され、今に至ります。
緯糸(よこいと)を琉球藍・フクギ・車輪梅(シャリンバイ)などの植物染料で染め、白・赤・黄・緑の色糸で模様を織り出していきます。大胆な配色にもかかわらず、繊細な印象を受ける織物です。

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読谷山花織の工程 工程写真2
工程写真1

花綜絖(はなそうこう)

下の木の部分をペダルで踏んで紺色の経糸(たていと)を下げます。そこに緯糸(よこいと)を通すと緯糸が浮いたように見えます。

花織(はなおり)

花綜絖(はなそうこう)で織るとこのような立体的な花織になります。