●進貢使(しんこうし)
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「首里那覇港図びょう風」にえがかれた進貢船(しんこうせん)。沖縄県立博物館蔵。
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進貢使(しんこうし)とは,琉球から中国へ派遣される使いのことです。進貢使は総勢約300人で,2隻の船にわかれてのり,中国皇帝にしたがうことをあらわした文書と貢物(みつぎもの)をもって,ほぼ2年に1度中国に渡りました。
進貢船は中国から指定された福州(ふくしゅう)に入港し,約20人ほどの進貢使が,9月末から10月ごろ陸路をたどって北京(ぺきん)へ向かいました。そして,約2ヶ月ほどのちの12月ごろ,北京に到着しました。
北京では,貢物をもってきた使節団のための公的な施設に滞在し,中国皇帝との面会にのぞみました。皇帝への面会がゆるされると,琉球国王からの文書および貢物をささげました。皇帝からは,琉球国王への文書およびさまざまな品物があたえられました。進貢使者の滞在費用は,すべて中国側が負担しました。
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