島ぐるみ闘争で大きな自信を得た県民の中から、祖国復帰運動もよみがえり、1960年4月28日、沖縄県祖国復帰協議会(復帰協)が結成された。民族独立、反戦平和、人権の確立等を運動方針に掲げ、全県民的な立場で復帰運動を展開していった。 ●復帰協結成大会 教職員会、沖青協、官公労、社大党、社会党、人民党、教育長協会、PTA連合会など計17団体が加盟。「祖国九千万同胞と団結して、復帰の実現を図る」等のスローガンを採択した。