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タイトル
タイトル

目に飛び込む鮮やかな黄色、緋色。たゆたう時間と哀調をおびた絃の調べ。
生の声は島の言葉をのせ、愛を唄う。燃える想いを原色の布でまとい、ギリギリの所作で舞う。はたまた、素朴な身なりで労働の楽しさ、生きる喜びを奔放に解き放つ。
静と動、抑制と躍動、緊張と弛緩、聖と俗と----。この島の舞踊は対極のステージを内包する。古から海を渡ってくる異風の波をあるがまま受容し、すこぶるこの島独自の舞踊へと昇華させてきた。それが琉球舞踊であり、その舞いが人間愛に溢れているからこそ、沖縄の華でもある。


琉球舞踊の解説
歴史的な背景
琉球舞踊を彩る脇役たち
歌・三線と琉球舞踊
鑑賞のポイント
  用語集 ビデオ

琉球文化アーカイブ real player

■協力者及び団体名
◇監修 當間一郎(沖縄芸能史研究会会長)
◇結髪協力 小波則夫(琉球結髪小波流家元) / 阿波連本流啓扇会
◇小道具協力 宮城能鳳(宮城流鳳乃会会主)
◇協力団体 玉城流玉扇会 / 玉城流翔節会 / 玉城流扇寿会 / 玉城流七扇会 / 玉城流華豊の会 / 玉城流煌扇会 / 玉城流寿宜の会 / 玉城流てだの会 / 太圭流藤の会 / 宮城流朱之会 / 宮城流鳳乃会 / 宮城流美能留会 / 阿波連本流啓扇会 / 美和の会 / 親泊本流親扇会 / 親泊流八重の会 / 真踊流 / 島袋流千尋会 / 島袋流紫の会 / 太圭流華の会 / 琉舞寿乃会 / 琉舞かなの会 / 琉舞無憂華の会 / 琉球舞踊餘音の会 / 松含流 / 真境名本流 / 貞扇会 / 柳清本流保存会 / 世舞会 / 渡嘉敷風あけぼの乃会 / 八重山舞踊勤王流トキの会 / 勤王流八重山舞踊保存会川井民枝舞踊道場 / 勤王流八重山舞踊保存会山敬子舞踊道場 / 秀風会本盛秀舞踊研究所 / 八重山古典民謡保存会大底朝要研究所 / 読谷村文化協会 / 沖縄芝居実験劇場 / 野村流伝統音楽協会 / 野村流古典音楽保存会 / 安冨祖流絃声会 / 北中城村熱田フェーヌシマー保存会 / 沖縄市泡瀬京太郎保存会 / 具志川市江洲獅子舞保存会 / 中城村伊集打花鼓保存会 / 勝連町平安名青年会 / 北谷町北谷郷友会 読谷村馬舞保存会 / 嘉手納町字屋良共栄会 / 沖縄県文化振興会(順不同)
◇写真提供 砂川敏彦 / 沖縄県立博物館
■参考文献 『琉球芸能事典』・當間一郎編・那覇出版社 / 『組踊研究』・當間一郎・第一書房 / 『沖縄芸能史話』・矢野輝雄・榕樹社 / 『校註琉球戯曲集』・伊波普猷・榕樹社 / 『沖縄芸能文学論』・池宮正治・光文堂企画出版部 / 『琉球王国』・高良倉吉・岩波書店 / 『きからじの世界』・小波則夫・宜保榮治郎 / 『琉球舞踊-鑑賞の手引き』・沖縄伝統芸能の会・沖縄県 /『芸術祭総覧』・運営委員会編・沖縄タイムス社刊