島袋光裕
(しまぶくこうゆう)
明治26年(1893〜1987)那覇市に生まれる。沖縄中学校卒業、早稲田大学中退。小学校教員、新聞記者を経て、劇団事務員になる。役者を志し、玉城盛重に組踊、琉球舞踊を師事した。昭和7年真境名由康らと珊瑚座に参加して活躍する。戦後は松劇団団長。昭和31年那覇市に舞踊道場を開き、後に「紫の会」と名づけ家元となる。創作は「女童」「葉かんだ」「かぬ下の浜」「瑞雲」「慶雲」などがある。