海洋博公園内おきなわ郷土村
沖縄の民家(母屋)の、おもに南面・東面の軒に差し出した庇(ひさし)、またはその下の空間部分をいう。雨端柱と呼ばれる、自然木の独立した柱で屋根を支える。
内部空間と外部空間とが交流する中間地帯であり、玄関を持たない沖縄特有の民家建築様式においては、外来者との接客の場でもある。
横なぐりの風雨を防ぎ、直射日光をさえぎるために効果的で、蒸し暑さをしのぐための工夫といえる。